秩父バスマップをどう使うか?聖地巡礼・三峯神社・人気スポット巡りなど。
バス路線図と停留所毎の時刻表を使って秩父のバス旅をご案内します。
バス旅と聞けば、タレントさんたちが急ぎ足で駆け抜けるテレビ番組を思い出します。四苦八苦しながら寸前のところでバスを逃したり、絶妙なタイミングで乗車できたり、普段見ることのできない素の表情を見せてくれる、とっても面白い番組です。その面白さはバスの移動中、運行状況を情報収集できないところがポイントになっていて、運や勘によるその結果をハラハラ・ドキドキ楽しめるわけですね。
前段はさておき、現実社会ではテレビ番組のような高揚感や緊張は全く必要のないもので、天空では日本製のGPSが運用され、バスのリアルタイム位置情報も提供され始めている状況の中、スマホさえあれば、いくらでも交通網の情報が取得できます。それでも大事なことは、必要なときに必要な情報をすぐに取り出せること。これが当サイト制作の第一位のテーマとなっております。モバイルで軽快であること、絶妙なタイミングでの乗車を実践できるように、サイトの表示速度にこだわって、画面もシンプルに、軽量化を徹底して妥協せずサイトを作りましたので、ぜひお試しくださいませ。
秩父地域の主要な道路は西武観光バスが路線バスを運行しています。秩父の玄関口となっている西武秩父駅から放射状に路線が構成され、秩父市内の観光スポットや秩父札所などをバスで巡ることができます。それだけではなく、西武バスでは国土交通省の「標準的なバス情報フォーマット」に従ったデータ整備をおこなっていて、なんとオープンデータとして公開しているんですね。そこで、当サイトでは公共交通オープンデータセンターのバス時刻表データを利用してバス停毎の時刻表を作りました。人気スポットの散策などに秩父バスマップ路線図と時刻表を大いに活用してください。
秩父といえば武甲山をはじめ、荒川の源流域となる山々が連なり、低山から上級者向けの高山まで自然と密接に触れ合える豊かな場所でもあります。山間部など狭小な区間がある集落へのアクセスは、秩父市、小鹿野町、皆野町でコミュニティバスを運行していますので、秩父の山歩きにも困るようなことはないでしょう。車窓からは、秩父地域の新緑や紅葉などの絶景を楽しむことができます。一部の区間ではバス停留所以外でのフリー乗降も可能となっていて、ハイキングやトレッキングなどにもおすすめですね。当サイトではコミュニティバスの時刻表も自治体の公開情報から独自にJSON-LDを作成し、システムに取り込みました。秩父を訪れる方のお役に立てれば幸いです。
秩父エリア内の路線バスを利用する方法
路線バスの行先番号について
バスの運行には、運行系統を行き先別に区分し、わかりやすく識別できるように行先番号が設定されています。秩父地域ではアルファベットと数字の組み合わせとなっていて、乗りたいバスがすぐにわかるようになっていますので乗車時に確認してください。
Y横瀬方面
- 横瀬線 Y1 Y2 Y3
T栃谷方面
- 定峰線 T1 T2
- 三沢線 T3
- 日野沢線 T34
- 金沢線 T35
H原谷方面
- 原谷線 H1
D吉田方面
- 秩父吉田線 D1 D2
G小鹿野方面
- 小鹿野線 G1 G2
- 三峰口線 G11
- 白井差線 G12
- 志賀坂線 G13
- 倉尾線 G14
Pミューズパーク方面
- ミューズパーク線 P1
- 西武秩父駅線 P2
K影森方面
- 市内線 K1
- 久那線 K2 N2
- 浦山線 K3
M三峰方面
- 三峰神社線 M4
- 中津川線 M5 M6 M7
- 川又線 M26
バス停留所の標柱について
標柱とは停留所のポールを指します。同じ停留所名で上りと下りにポールがある場合や、路線が分岐するなどの理由で複数のポールがある場合などは、正確な乗り場を見分けるのが困難かもしれません。
当サイトではバス停マップを作成しました。停留所はポールの個数に関係なく停留所名ごとに1箇所の表示になっています。バス停留所の周囲を注意深く見回して、正確な停留所の位置を確認してください。
バス停留所において標柱が1つしかなく、バスの進行方向左側にポールがない場合は、標柱の反対側で待つようにしましょう。
バスの乗り方・交通系ICカード・1日乗車券
目的地と路線を確認して、自分が乗るべきバスがどれなのかを把握することが重要です。路線は違っても目的地のバス停留所に止まることもあります。まずは国土地理院の地図にバス情報を表示したバス路線図やバス停マップをご覧ください。ひょっとしたら、徒歩での移動があったとしても目的地に到達する時短のバスがあるかもしれません。
目的のバスが来たら、前方上部のLED表示器に示された行先番号(系統)を必ず確認してください。フリー乗降区間や片側にしか標柱のないバス停留所など、ポールのない場所での乗車はバスに向かってはっきりと手を挙げて合図を送りましょう。2枚ドアのバスは「後ろ乗り」になりますが、1枚ドアのバスは乗り降りが兼用となりますので注意してください。
バス車内で高額紙幣は使えませんので、事前に小銭や1000円札の用意が必要です。運賃は「降車時後払い」となり、西武観光バスでは、ICカードの利用が可能です。具体的にはSuica、PASMO、などの交通系ICカードが利用できます。現金支払いの場合は、バス車内前方の運賃表示器に表示された金額を整理券と一緒に運賃投入口に入れます。バスの社内では、釣り銭の心配がなく支払いがスピーディーなICカードを選択したいところですが、片道15km位を目安にして往復の利用が確定しているのであれば、1日乗車券(1000円)を選択するのが良い方法です。具体的に路線でいえば、秩父吉田線の西武秩父駅から龍勢会館までは往復で1000円以上必要となりますので、適切な方法を選択しましょう。
フリー乗降区間について
フリー乗降区間とは、指定された範囲内であれば、バス停以外でも自由に乗車及び降車ができるサービスになります。秩父地域のフリー乗降区間は、交通事情や利用者の利便性を考慮して決められているようです。具体的には、ミューズパークの公園内であったり、郊外の比較的交通流に影響のない集落などの地域が設定されています。なお、フリー乗降区間の設定があっても区間内全域で有効というわけではありません。例えば、交差点内、見通しの悪いカーブ、トンネル、極端な狭小区間など危険を伴う場所においてはバスは停車できません。また、フリー乗降区間の範囲は、各路線によって異なるため利用前に必ず確認しておくことが重要です。
決済方法の違いによるバスの乗り降り
現金支払い・回数券
-
乗車時に整理券を取る
-
近くの降車ボタンを押す
-
運転席付近の運賃投入口に料金と整理券を入れる
-
前方ドアから降車する
ICカード決済
-
乗車時にカードリーダーを1秒間タッチ
-
近くの降車ボタンを押す
-
運転席付近のカードリーダーを1秒間タッチ
-
前方ドアから降車する
1日乗車券
-
整理券不要。そのまま乗車する
-
近くの降車ボタンを押す
-
乗務員に券面を確認してもらう
-
前方ドアから降車する
秩父バスマップ路線図と時刻表の使い方。
【路線図を見る】目的地への効率的な移動方法や、周辺のおすすめ観光スポットを探す。
1.右上のメニューを開きます。
2.バス路線図を開きます。
3.バスの路線をタップします。
4.行先番号や経路情報などの詳細が表示されます。
【エリア別路線図・時刻表を見る】バスの経路と停留所の位置を知り、出発時刻を確認する。
1.右上のメニューから、エリア別路線図・時刻表のVをタップします。
2.目的のバスをタップします。
3.エリア別路線図が表示されますので、下方向にスクロールします。
4.バス停一覧が表示されたら、バス停をタップします。
5.バス停の時刻表が表示されます。
6.経路変更ボタンをタップします。
7.反対方向の時刻表が表示されます。
8.画面を横向きにすると終点到着時刻が表示されます。
【バス停マップを見る】地理的視点でバス停留所近辺の情報を得る。
1.右上のメニューから、バス停マップをタップします。
2.バス停マップが表示されますので、下方向にスクロールします。
3.路線種別が表示されたら、路線名をタップします。
4.バス停一覧から目的のバス停をタップします。
5.バス停留所が表示されます。
【駅別のりば案内を見る】鉄道駅と路線バスの接続を確認できます。
1.右上のメニューから、駅別のりば案内のVをタップします。
2.目的の駅をタップします。
3.バスのり場が表示されますので、のり場をタップします。
4.行先番号や経路情報などのポップアップが表示されますが、下方向にスクロールします。
5.のり場一覧が表示されたら、出発時刻をタップします。
6.時刻表が表示されますので、下方向にスクロールします。
7.路線毎に次のバスが緑色で表示されます。